動物図鑑 | ゴリラ( gorilla )


概要

ゴリラは中部アフリカの熱帯林に生息する地上棲の草食性大型類人猿です。ゴリラはヒガシゴリラとニシゴリラの2種類に分けられ、4種類の亜種がいます。

ゴリラの社会構造は、単独の雄、雄1頭と複数の雌、複数頭の雌からなる群れなどがあります。群れの中の雄は雌の子孫を除くと1頭で、雄が成体になっても群れの中に残るマウンテンゴリラを除くと、雌雄が群れに複数いるのは稀です。

ゴリラは様々な音声コミュニケーションを行い、エサを食べる時に鼻歌にょうな声を出す個体も確認されています。ゴリラは交尾の時期以外は温厚で繊細な面があり、かつては宣戦布告や長髪とされていた「ドラミング」という胸を叩く行動も衝突を避ける為の行動であることが分かっています。


分 類

 霊長目ヒト科


英 名

 G o r i l l a


学 名

 ニシゴリラ

  ニシローランドゴリラ  Gorilla gorilla gorilla

  クロスリバーゴリラ Gorilla gorilla diehli

 ヒガシゴリラ

  ヒガシローランドゴリラ Gorilla beringei graueri

  マウンテンゴリラ Gorilla beringei beringei


分 布

 アフリカ中西部の熱帯雨林(カメルーン、コンゴ共和国、ガボン、アンゴラ、中央アフリカ共和国、赤道ギニアなど)


食 性

主に植物を主食とする雑食性で、季節によって果物、葉、繊維質の多い植物(たけのこ、セロリなど)の他、たんぱく源としてシロアリやアリ、昆虫、ハチミツ、さらにはキノコなどを食べることもあります。


形 態

ゴリラは野生では雄の体重は136~227 kg、身長は1.4~1.8 m、腕を広げた長さは2.3~2.6 mほどあります。雌の体重は68~113 kgで、身長は1.25~1.5 mと低く、腕を広げた長さも短いです。

ゴリラは生後13歳で背中の毛が蔵上に白くなり、シルバーバックと故障されます。

雌は10~12歳、雄は11~13歳で性成熟し、発情の周期は30~33日、出産の周期は3~4年となっています。


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