
概要
フラミンゴはアフリカや南欧、中南米、ガラパゴス諸島などの塩湖や干潟、泥地、アルカリ性の湖など非常に広い範囲で生息しています。
フラミンゴは社会性の高い動物でもあり、数百から多いと1,000羽以上の「コロニー」と呼ばれる群れを形成します。また、外敵から身を守るために採餌や移動、求愛のダンスなどの繁殖を集団で行う姿も見られます。
子育ては雌雄のペアが抱卵からヒナの保育まで行います。フラミンゴは食道の一部のそ嚢から栄養豊富な「フラミンゴミルク」を分泌し、ヒナに与えます。これはオスも同様に授乳を行います。
生息する地域により6種類のフラミンゴがいて、そのうちの4種類が日本の展示施設で飼育されています。
分 類
フラミンゴ目フラミンゴ科
英 名
F l a m i n g o
学 名
Phoenicopteridae Bonaparte
分 布
オオフラミンゴ(ヨーロッパフラミンゴ)
アフリカの一部、トルコを含む南西アジア、インド湾岸を含む南アジア、スペイン、キプロス、ポルトガル、フランスのカマルグ地方を含む南ヨーロッパなど

ベニイロフラミンゴ
ガラパゴス諸島、コロンビア沿岸、ベネズエラ及び付近の島々の他、ガイアナやブラジルのオレンジ岬でも繁殖しています。また、メキシコのユカタン半島、バハマ、イスパニョーラ島、キューバ、西インド諸島(カリブ海)北部など

チリーフラミンゴ
ペルー中部、ボリビア、アルゼンチン、チリなどに分布し、ウルグアイ、ブラジル南部で越冬します。エクアドルとフォークランド諸島で迷鳥として見られ、ドイツで繁殖した例も見られます。

コフラミンゴ
アフリカの大地溝帯、パキスタンからインドの北西部など、南ヨーロッパでごく稀な迷鳥としてスペインで観察されることもある

食 性
フラミンゴは雑食性で、ケイ藻等の藍藻類やエビやアルテミアの甲殻類、水生昆虫、植物の種子などを食べます。
形 態
フラミンゴの全長は120㎝~150㎝に達する最大種のオオフラミンゴやベニイロフラミンゴ、全長80㎝~90㎝のコフラミンゴまで亜種によっては約2倍にも及びます。
ピンク色の羽が遠く庁的なフラミンゴですが、色の濃いベニイロフラミンゴやチリーフラミンゴのようにピンクと白が混ざったもの、オオフラミンゴのように白っぽいものまで種類によって様々です。
平均寿命は野生では20年~30年、飼育下で40年~50年と非常に長く、記録では80年以上生きた個体もいるそうです。
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