ゾウ


概要

陸上では最大の大きさを誇る動物です。ゾウの群れは母親ゾウを中心とした母系集団で3頭から6頭の小さな群れで生活をします。オスは基本的に単独で生活しますが、時々小さな群れをつくって行動することがあります。

繁殖期になるとオスのゾウはメスの群れと交流し交尾をし、その後オスは群れから離れ再び単独で生活を送ります。生まれた子ゾウがオスの場合、10歳から15歳の青年期を迎えると群れから追い出されます。

ゾウは生息地域でアフリカゾウとアジアゾウに分けられ、それぞれ身体的に異なる特徴があります。


分 類

 長鼻目ゾウ科


英 名

 E l e p h a n t


学 名

 Loxodonta africana(アフリカゾウ)

 Elephas maximus(インドゾウ)


分 布

アフリカゾウ

 アフリカ大陸のサハラ以南に生息します。

アジアゾウ

 インド、タイ、インドネシア、マレーシア、中国南部、スリランカなどの森林地帯


食 性

 草食(草、樹木、竹、果実など)


形 態

アフリカゾウ

頭胴長6~7.5m、体高3~4m、体重は3.5~7tになります。アジアゾウに比べると大きな耳が特徴です。

アジアゾウ

頭胴長が5.5~6.4m、体高が2.5~3m、体重が3~5tです。牙は2才で生え始め、一生伸び続けます。平均寿命は60~70年、飼育下では80年以上生きたとの記録もあります。



 ゾウの亜種について


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【広島県】

安佐動物公園