
牛も血と呼ばれる牛の所有者は、かつては重立(おもだち)や旦那(だんな)と呼ばれる集落の富裕層で、角突牛を持つことは富や名誉の象徴でもありました。
現在では牛持ちも富裕層という特別な存在でもなくなり、かつては牛持ちの多くが壮年層をだったのに対し、若年層が大半を占めるようになってきたそうです。

牛の角突きでは「勢子」と呼ばれる重要な役割を担うものがあり、これは今も昔も変わらず、集落の若者によって担われてきました。

牛の角突きではすべての試合を引き分けとする為に、「勢子」は牛持ちや勝負に挑む牛の応援をすると共に、荒れ狂う牛に割って入る必要もあります。

角突きでは初見だと、どの牛も同じように見えるかもしれませんが、体つきや顔つき、角っぷりは各々の牛で異なり、こうした牛を峻別できるようになると立派な「角突きマニア」になることができるそうである。

機会がありましたら、見ごたえのある取り組みをご覧いただきたいです。
基本情報
施設名:小千谷闘牛場
住所:新潟県小千谷市小栗山2453
TEL:0258-83-3512
アクセス:
★お車
小千谷ICより車で25分
★有料シャトルバス
【往路】イオン小千谷店 北駐車場(小千谷総合病院側)11:20発 → 小千谷闘牛場11:50着
【復路】闘牛大会終了次第発
HP : https://www.tsunotsuki.com/
